こんにちは!就活において無視できない対策の1つに「時事問題」があると思います。ただ、学生でありながら日頃から新聞やニュースを見る習慣がある人は少なく、時事対策に不安を抱えている人は多いと思います。時事ニュースといっても範囲が広すぎるのでどれぐらいやりこめばいいのかであったり、そもそもそんなに意味があるのかと思ってしまいますよね。この記事を読んでいただくと、時間の無い就活生にもコスパの良い時事対策との向き合い方がわかるようになると思いますので、是非参考にしてみてください。
時事問題は評価に重要か?
結論から言うと、筆者の考えはNOです。就活では時事対策はそれほど評価に影響しないと思っています。その理由をお伝えします。
①面接官は他に聞きたいことがたくさんあるから
面接は平均的に1次面接から3次面接までが多いですが、面接時間は限られています。面接官も短い時間の中で大量の学生がどんな学生なのかを判断しないといけないですから、「このニュースの知識を知っているか知らないか」よりも、「学生がどんなことを頑張ってきたのか」「学生がどんなことが得意でどんなことが苦手なのか」の方が大切な情報になります。
②志望動機に時事を盛り込んでも熱意が伝わらない
「こういったニュースを見て、この業界が成長しているので志望しています」と「私はこういう仕事が好きなので、この業界を志望しています」ではどちらの学生を取りたいでしょうか。志望動機では時事を理解していることよりも、自分のやりたいことを伝えることが重要と言えるでしょう。
③実は面接官もそんなに時事に詳しくない
面接官も人間です。金融業界に勤めていない限り、新聞やニュースを毎日しっかり見ている社会人も意外と少ないものです。なので、聞かれるしても業界に関係する大きいニュースぐらいでしょう。
④実際に時事問題を聞かれた学生は少ない
結果として、就活で時事を聞かれたことがない学生が70%にものぼるというデータもあったりします。それほど神経質になる必要はなさそうです
それでも時事問題が聞かれる理由
一般常識が備わっているか
情報収集能力や社会への関心の高さを見ています。
明らかに業界理解のない学生を振るい落とす
時事問題で聞かれるのは大きなニュースが多いです。序盤の面接でこれを学生に聞くことで記念受験的な学生を早い段階で区別をすることができます。
実際の時事対策の方法は?
①新聞の最初の一面だけ読む。
新聞の一面にはその日に読んでほしい大きなニュースが集まっています。
②ニュースは見出しだけ見る
ニュースの見出しは少ない文字数で伝わりやすいようにとても考えられています。
③企業サイトの社長メッセージだけ読む
会社のトップが見ている業界動向や時事が言及されていることがほとんどです。
これだけ押さえろ!!2023年の業界別時事対策
金融業界
- 【急激な円安】2022年10月21日に外国為替市場で付けた1ドル=151円という32年ぶりの円安
- 【日銀総裁の植田和男氏】2023年4月9日に10年ぶりに日銀総裁が交代
IT業界
- 【チャットGPT】マイクロソフトがAIによる自動生成チャットボットシステムを発表
- 【GAFAの人員削減】1万人規模のリストラを発表しGAFAの黄金時代の終了を表す
https://jp.wsj.com/articles/microsoft-adds-the-tech-behind-chatgpt-to-its-business-software-c3f581b0
メーカー
- 円安や物価高に材料コストの上昇
- 世界的な景気後退による需要の減少
小売
- ネットスーパーの台頭
- 外国人観光客解禁による百貨店業界の盛り上がり
商社
- 【ウクライナ戦争による資源高】商社業界の利益増加に寄与
https://knowledge-banks.com/shizuoka-shukatsu/